災害時にお口を健康に保つことは全身の健康を守ることにつながります。
今回は、被災した時にご自身で出来るケアの方法をご紹介します。
・歯ブラシがない場合
食後や寝る前に、コップに指1本分程の水かお茶を入れ、2〜3回に分けてぶくぶくうがいをします。
隅々まで水が行き届くようにぶくぶくしましょう。
・歯ブラシはあっても水が少ない場合
水をコップに指1本分程入れ、歯ブラシを湿らせ歯を磨きます。
歯ブラシが汚れてきたらウェットティッシュやティッシュペーパーで汚れを拭い、また歯を磨きます。これを繰り返してください。
最後にコップのお水で2〜3回うがいをします。
・水も歯ブラシもない場合
ウェットティッシュやハンカチを指に巻き付け、汚れを拭い取ります。
巻き付けている部分をずらしながら全体を拭います。
歯ブラシシートをお持ちでしたら、それを使いましょう。
洗口液があれば最後にうがいをすれば効果的です。
入れ歯をお使いの方も、食事の後や寝る前に入れ歯を磨いたり、汚れを拭い取るようにしてください。
ただでさえ疲労を伴い免疫の下がる避難生活ですので、誤嚥性肺炎や感染症などの2次被害に遭わないように、可能な範囲で気をつけることが大切だと思います。