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ドクターズインタビュー
歯科医師を目指された理由について
私は2代目です。親父の後を、小さい頃から継ぐのだろうなと漠然と思っていました。
先生のご専門は小児歯科ですか
大学卒業後に最初に入ったのは口腔外科でした。口腔外科で臨床を重ね、その後たまたま縁があり小児歯科の教室に残り、博士号を取りました。
後を継いで歯科医師になってよかったと思うこと
いろんな場面でさまざまの患者様がいて、そこに面白味を感じています。その場その場の日々の診療の中で面白い職業だと思うことも多く、歯科医師になってよかったなと感じることが多いです。
先生が治療されていて一番やりがいを感じられるポイント
それはいろいろあるのですが、特に中年以降ぐらいになってくると、口腔崩壊が進行していてほとんど歯が残っていない、治療放置の方とかを見ると、治療してさしあげたいなと強く思います。
患者様が食べられるようになったと喜びの声を聞くことがやりがいにつながる
治療をすると、「食べられるようになった」とおっしゃる方が多いです。そういう方は今までどこかの歯だけを使って食べていたり、歯茎を使って食べていたりしていたのです。自分でも食べられているつもりだったけれど、歯が入ったり入れ歯が入ったりすれば、食べられるものが増えたと言って喜んでいただけます。その瞬間が私自身とてもやりがいを感じる瞬間です。
患者様の年齢層について
患者様の8割は後期高齢者です。午前中はほとんどが高齢者の方がたくさんご来院されます。
患者様の来院目的の内訳
大体3分の1ぐらいが歯周病のメンテナンスです。入れ歯の不具合なども多いです。
安全な治療のために心がけていること
やっぱり診査診断ですね。診査診断をするためにいろいろな機材を導入していますが、特にCTは欠かせません。インプラントや外科は大変な手術ですし、命に関わってくるため、いろんな角度から診るようにしています。補助的なことで言えば、血液を取って遠心分離機にかけて血小板の塊を2種類作ったりもします。その血小板を利用して、インプラントをしたり外科的処置をしたりしたところに戻してあげると、傷の治りが早くなります。そういった再生医療も取り入れています。単純に手術するだけじゃなくて、少しでも治療期間が短く、成功率が上がるように工夫しています。
今後のご展望について
今はカウンセリングに力を入れていて、患者さんに「噛めていると思っているけど実は噛めていないことに気づいてもらう」ということを大切にしています。そのためには、どういった治療が最良なのかをカウンセリングで知っていただくようにしています。私とお話しする場合には患者様が緊張されることもありますので、トリートメントコーディネーター(TC)の資格を持つスタッフを配置もしております。また、長年の経験から、真面目に治療しても、その治療では不十分で、口腔崩壊につながっていくレールに乗ってしまっているという最初の一歩があるのです。それをカウンセリングでお話しし気づいていただき、そのレールに乗らない治療を最初から選択していただくようにすることを、全ての患者様にお伝えできればと思っています。
このホームページをご覧の患者様へメッセージをお願いします
当院では長年、小児矯正治療に力を入れてきました。患者様お一人おひとりのご年齢や歯並び・噛み合わせの状態に合わせて、最適な治療方法をご提案しています。
「食べることは生きる事。健口が健康をつくるという信念のもと、患者様が幸せに年齢を重ねられるよう貢献する。」これが当院の理念です。この理念のもと、患者様が幸せに年齢を重ねられるようサポートすることが、私たちの使命です。お口は食べ物の入口であり、心の出口でもあります。食べる、話す、笑う、あらゆる場面でお口の健康は欠かせません。
歯医者は単に虫歯を治療するだけでなく、お口から全身の健康を守るための総合的なケアをおこなう場所だと考えています。予防歯科、歯周病治療、メンテナンス、セラミック治療、小児から大人までの矯正治療など、幅広い診療科目を用意し、口腔内のあらゆる問題に対応しています。
当院は、長年にわたり、ただ当たり前のことを当たり前に、誠実におこなってきました。これからもその姿勢を変えることなく、地域の皆様に寄り添った歯科医療を提供し続けていきたいと思います。お口に関することなら何でも、大阪府松原市の藤田歯科医院にお任せください。皆様の健康で幸せな暮らしを、お口の健康からしっかりとサポートいたします。