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救命講習

2024.11.30

先日、土曜日の午後に休診をいただき、松原市消防本部で行われた、松原歯科医師会主催の

救命講習を受講してきました。

 

当院にもAEDの設備はありますが、改めて有事の際に確実に使いこなせるか?と聞かれて

「はい!」と言える自信がなかったため、これはいい機会だと参加したのです。

 

当院からは、院長と、衛生士2名、そして私、助手のトカノが参加しました。

 

皆様は、救命講習にも種類があることをご存知でしょうか?

恥ずかしながら私は今回初めて知りました。調べてみると、応急手当コースやステップアップコースなど、

想像以上にたくさんの種類の講習があるのですね。

今回私たちが受講するのは、成人の心肺蘇生やAEDの使用方法などを3時間かけて学ぶ、

「普通救命講習」です。

 

最初にDVDを観て全体の流れを把握し、実際に体を動かし、心肺停止に陥った方に対して

救急車が到着するまでに出来ることを学ぶようです。

 

最初のDVDは、学生の頃に交通安全指導で講堂に集まって観たようなもので、急病人を発見した時にどうするか、

の一連の流れを学びました。

 

現在、日本では、救急車を呼んでから現場に到着するまでに平均8分かかるそうです。

 

人の生死、人生を左右する8分間。自分に突如降りかかってきた命のリレー。

そのバトンを無事に次へ繋げることができるのか、講習とはいえドキドキします。

 

参加人数が30人ほどでしたので、3班に分かれて実地訓練が始まりました。

倒れている人を発見し、意識と呼吸の有無を観察し、胸骨圧迫をします。

そしてAEDの操作方法を教えていただきました。

人数の関係で今回は1人1分程度の胸骨圧迫を体験しましたが、講習のレベルによっては

実際に救急車が到着するまでの時間の8分間、胸骨圧迫をすることもあるそうです。

 

人形を使った胸骨圧迫を初めて体験しましたが、めちゃくちゃしんどい!!

想像よりはるかにしんどいです。

実際には、その場に居合わせた知らない人と声をかけながら息を合わせてやらなければいけない

と考えると、本当に出来るのか、不安がよぎりました。

 

その後、骨折した人への応急処置を教えていただき、終了証を受け取って終了です。

 

実地訓練の時の、救急隊員の方の真剣な眼差しがとても印象的でした。

 

松原市では、定期的に救命講習を開かれているそうです。

要望があれば、出張救命講習もされているとのこと。

 

ご興味のある方は、一度調べてみてください♪

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